152【生徒とうまく行かない時は(つづき)】
152【生徒とうまく行かない時は(つづき)】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
24日(金)のフジテレビ「ノンストップ!」に録画出演予定です。
今回はPTAに振り回される教師がテーマらしいですよ。
「今後ともよろしく」とのありがたいお言葉を頂戴しました。
さて、あなたは子供たちと信頼関係を築けていますか?
信頼を手にしている理由をご自分で説明できる先生は意外と少ないものです。
たぶんあなたも、明確な説明はなかなかできないのではないでしょうか。
子供たちと深い信頼関係を構築できる先生には、共通の能力が備わっています。
それは「共感力」です。
自分の伝えたいことを彼らのレベルに合わせて噛み砕いて説明できること。
また、彼らの言葉を素直に聞き、自分の思考段階に取り入れること。
こうした能力に長けているのです。
このように言うと、「気が若いほうが良い」と誤解をされることがあります。
精神的な若さよりはむしろ想像力が大切なのだと私は思います。
彼らの言葉を聞き、自分の頭の中で「映像化」できる能力だと考えます。
かつての私の上司に、校内のほとんどの生徒から信頼を集めた方がいます。
その先生は私よりずっと年上で、落ち着きと冷静さを体現しています。
簡単に言えば、子供たちから見ると「オジサン」なわけです。
それでも他の先生より人気度が高く、もちろん私より信頼されていたのです。
なぜその先生がそれほどまでに人気を得ていたのか?
横で観察していた私は、ある特徴に気が付きました。
それは生徒との会話での、相互理解の速度が格段に速いということでした。
その先生は子供たちの立場と言葉で物事を考えます。
自分の頭の中に生徒がイメージしている映像と同じ内容を共有していました。
それを見て、私はよく「この先生には追い付けないな」と思ったものです。
私自身、その先生を見習って、こう考えていました。
「子供たちの立場で話を受け止め、彼らとイメージを共有しよう」
しかし、いくら努力しても、その先生には遠く及びませんでした。
相手のイメージングに入り込む、と言えばよいのでしょうか。
なかなか難しいことですが、実践できると子供たちの態度が変わります。
指導の受け止め方にも変化(もちろんプラスの)が見えるようになります。
意識してみるだけでも効果が上がるのを、短期間で実感できるはずです。
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【私がこのブログを書き続ける理由】
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21年の教職経験×キャリアカウンセラーとして、先生方のお悩みに寄り添います。
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