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165【発想力と企画力-生き残りのために】

165【発想力と企画力-生き残りのために】

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こんにちは、教師の転職コンサルタント藤井秀一です。

 

163号から「生き残りのために」と題したシリーズをお届けしています。

DVD「現場力-学校が目覚める6つのスイッチ」を題材としています。

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発想力と企画力、ともに視点や視座を変えて物事をとらえる眼を言います。

この能力が乏しいトップは、現場の先生方に仕事を丸投げします。

「信頼しているので、任せますからよろしく」という言葉と共に・・・・。

その本心は、こうではないかと推測します。

 

「自分にはわからないから、うまくやってくださいよ・・・・」

 

これは逃避でしょうか。

現実に、時には責任放棄と解釈できる管理者に出会うこともあります。

トップがそれでは、現場の先生方はたまったものではありませんね。

 

1.視点の切り替え

トリのように高い視点と、アリのように低い視点、両者の使い分けが大切。

管理者になると業務を緻密に確認する眼(アリの目)を忘れる人がいます。

つまり、現場の教員だった頃の困りごとやあり方を忘れてしまうのです。

校外だけでなく、現場の歯車の調整を忘れてほしくないですよね。

私にはその点でとても苦労させられた経験があります。

 

2.コスト意識

ムダなコストを見抜くチカラがあると、仕事がとても楽になります。

コストと言えばオカネのことと考えがちですが、労力もまたコストです。

他の先生の成功パターンを観察してモデリングすると、労力を軽減できます。

モデリング=長所や利点を学び、取り入れ、活用すること)

発想や企画の妙所をうまく活用できるとよいですね。

 

3.万が一に備える

先を読み、危機を回避する用心をなさっていますか?

「今日のあの対応は、モンスターペアレントを呼び込まないかな?」

「次の行事でケガ人や病人が出たら、どう対応しようかな?」

このように少しの想像力を使っておくだけで、危機の多くは回避できます。

ただし、本来は管理職のほうから指示や助言を発してほしいところですね。

 

 

上記3件は、日常業務の中では意外と意識されない内容ばかりかもしれません。

実はその分、学校管理者のキャパシティが顕著に表れる要素でもあります。

何でも自分のせいだと考えないで、上司に甘えられると良いのですが・・・・。

「頼れる上司」があなたの学校にもいることを願うばかりです。

 

 

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