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176【教職への夢と幻想】

176【教職への夢と幻想】

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こんにちは、教師の転職コンサルタント藤井秀一です。

 

私は21年間の教職経験のうち、半分以上を学校改革に捧げました

少子化による過当競争、モンスターペアレント、青少年の学力低下・・・・。

際限なく広がる教育問題に取り組んできたのです。

 

起業後は教育支援コーディネーターとして各地の学校をサポート。

その活動の中で、先生方の悲痛な叫びを数多く耳にすることとなりました。

先生方の自殺や精神疾患のお話を聞く機会も増えました。

 

私は中学1年生の時、「高校の国語教師になろう」と決めました。

そしてちょうど10年かけて、その夢を実現しました。

バブル経済が崩壊したその時に、教師となったのです。

 

社会が右肩上がりに成長することを、私は毛ほども疑っていませんでした。

日本はもっともっと成長するから、人材育成・教育の進歩が必要だ、と。

(私は昭和43年生まれ・・・・長い経済成長と共に自分が育ったからです)

しかし現実は違いました。

経済低迷の影響もあり、そののち急激な少子化が進行します。

 

ほぼ時を同じくして、モンスターペアレントの問題も一般化しました。

当時のマスコミは教師たちを目の敵にし、何かあれば面白おかしく報道・・・・。

まさに「学校 冬の時代」「教師たちの冬の時代」に変わったのでした。

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私の勤務先でも、何人もの先生方が中途退職していきました。

本業とは違う内容で激務が続き、嫌気が差した人もいます。

また教職への適性がなかったため、進路転換した人もいます。

どなたも迷い、悩んだ末での決断だったに違いありません。

 

あなたにとって、教職はどのような意味を持つお仕事でしょうか。

 

答えは一人ひとり違うことでしょう。

しかし誰にとっても、大きな意味を持つことに変わりはないと思います。

 

それは希望に満ちたプラスの価値かもしれません。

あるいは苦渋に満ちたマイナスの価値かもしれません。

また今はそうでも、今後、変わっていくこともあるでしょう。

 

このブログをお読みの方は、転職への迷いをお持ちのことと思います。

今この時に、もう一度お仕事への価値観を確認してみてはいかがでしょうか。

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