072【次の人生を考える】
072【次の人生を考える】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
071号の記事では「キャリア」のとらえ方についてお話ししました。
お時間を作って振り返ることはできましたでしょうか?
まだの方は、ぜひじっくりと取り組んでみてくださいね。
今日は「次の人生」という、やや大げさなタイトルを付けましたが・・・・。
平たく言えば、教職を退いた後のことを考えましょうということです。
今すぐ転職したい方も、定年退職まで勤め上げたい方も、いずれは教師ではなくなるのですから。
「できれば好きなことをしてノンビリ暮らしてみたい」というのが本音かと思います。
しかし070記事でお伝えした通り、世のため人のためにならない仕事には、お客様が存在しません。
人生の終焉まで生活をし続ける必要がありますから、確実な収入源はどうしても必要です。
ここに転職・再就職の必要性が嫌でも生じてきます。
教職のつらさから転職する人も、定年で教職を去る人も、このことは避けて通れない現実です。
今まで手に入れてきた経験と能力を振り返り、次の人生にどう活かすか整理しておきたいですね。
その時、キャリアカウンセラーのアドバイスを受けると、意外な気付きがたくさん出てきます。
「自分が知らなかった自分」をいくつも発見でき、将来への展望や可能性が大きく開けてきます。
彼らはそのための特殊なノウハウとプログラムを持ち、訓練を受けているからです。
まずは職員室でキャリアカウンセラーの資格を持つ先生を探してみてください。
近頃はキャリア教育の推進のため、キャリアカウンセラーの資格を取得する先生が増えています。
教職の内容については当然よく熟知されているわけですから、きっとよいアドバイスが得られます。
(ただし企業への転職の場合は、企業文化をご存じないため難しいかもしれません)
もし不運にも身近にそうした先生がいないなら、私もそのためのお手伝いをすることができます。
21年の教職経験を持つキャリアカウンセラーとして、お悩みの解消(リンク)を支援いたします。
ところで、昔からよく言われているこんな言葉があります。
「過去と他人は変えられない」
キャリアカウンセラーといえども、次の人生を考えるご本人ではありません。
そのための素材は自分自身の中にしかないことを忘れないでください。
ノウハウやプログラムは提供できても、答えそのものはご本人の中にしかないのです。
いったん自分の中にあるさまざまな思考のハードルを取り払って考えてみてください。
「過去と他人は変えられない」とは、言い換えれば「自分のことなら変えられる」ということです。
-メッセージ-
7年前、5年前、そして今、人の命の弱さ・儚さをごく身近に実感しています。
今回は20歳にもならない少女・・・・。
医療の革新を待つ余裕があるかどうか、心が痛みます。
さらに業務でも、学校の先生方について大きな心配をしています。
仕事を原因とする教師の自殺が年間約30件。
精神疾患を原因とする教師の自殺も年間約30件。
精神疾患で職場に出られない先生は年間5,400人前後もいます。
しかもこれらの数字は過去5年間、ほとんど変化がありません。
私は21年間の教職経験を持つキャリアカウンセラーです。
そうした先生方の救済を一日も早く進めたいと願っています。
このメッセージがどこまで広がっていくか、焦りは募るばかりです。
仕事に悩む先生方のために、転任・転職・業務改善をご提案しています。
ぜひ下のメッセージをお読みください。
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教師の転職コンサルタント 藤井秀一
(近未来教育変革研究所 )