105【キャリア構築に必要な手順】
105【キャリア構築に必要な手順】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
先日ある学校の先生から、こんなお褒めのお言葉をいただきました。
学年主任・教科主任を務めていらっしゃる、ベテランの先生です。
「藤井さんのブログは生徒の進路指導にそのまま使えるから便利だね！」
ありがとうございます！
たしかに、私が教室で語っていた内容もたくさん含まれていますね。
生徒たちに進路を誤らせたくなくて、懸命に語りかけていたことを思い出しました。
生徒たちの反応を見ていると、大きく分けて４種類のタイプがいたように思います。
（１）きちんと計画を練り上げて、手順を決めてから戦略的に行動するタイプ
（２）現実のとらえ方が不十分で、ファンタジーに近い進路ビジョンを思い描くタイプ
（３）あれもこれもと目移りして発想が分散するため、ロードマップを作れないタイプ
（４）どうにかなるという甘い発想で、成り行き任せになってしまっているタイプ
どのタイプの指導にも冷静な状況把握と手順が必要になりますが、見極めは意外と難しいもの。
本人が「自分自身」の中身を完全には深掘りできていないケースが多いからです。
そして実は、このことは生徒に限らず、大人についてもほぼ同じことが言えるのです。
最大の理由は、「正しく自分自身を深掘りする方法を知らない」からです。
そうした知識を得る機会に、なかなか恵まれないためです。
私たちキャリアカウンセラーは、まずその問題の解消からお手伝いを始めます。
キャリア構築には次の手順が必要となります。
（１）自分の持ち味を深掘りし、発見し、理解し、整理し、表現すること
（２）職業やキャリアプランについての情報収集と精査、選択の条件決め
（３）絞り込んだいくつかの選択肢について、可能な範囲で疑似体験してみる
（４）キャリア形成の専門家と相談して、最終判断に無理がないかを確かめる
（５）就職・転職のためのロードマップを作成し、手順を守って行動する
（６）自分で選んだ職業やキャリアのフレームの中で学習の知識化を図り、適応していく
この手順を守らないと、就職・転職の活動が途中で頓挫したり空転したりすることになります。
また「できること×やりたいこと」だけで選択してしまうと、職業ではなく趣味になってしまいます。
「やり方」だけなら指導してくれる施設・機関もありますが、こうした重要な話は聞けません。
「やり方」だけでは失敗するので、「あり方」をとらえることから始めましょう。
【教師の転職専用の無料参考書は終了しました】
多くの皆様にダウンロードいただき、ありがとうございました。
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【私がこのブログを書き続ける理由】
教職に生きづらさを感じている先生方に、「自分らしく生きる場」を手に入れていただくため。
それにより、「自分として生きる場」を作り上げていただくことを目的として書き続けています。
私は21年続けてきた教職を退き、現在は教師専門の転職コンサルタントとして活動しています。
【このブログがめざしている目標】
日本では、毎年30人もの先生方が「仕事を苦に」自殺しています。
精神疾患を理由とする自殺も、毎年30人を数えます。
また、毎年5,400人もの先生方がうつ病などの精神疾患で休職に追い込まれています。
しかもこの数字は公立学校の先生だけで、私立学校の先生は含まれていません。
さらに、休職にまでは至っていない、いわゆる「予備軍」と呼ばれる人は数万人とも言われています。
このブログでは「教職以外にも生きる道がある」ことをお知らせしています。
教職に再チャレンジすることはできますが、人生に再チャレンジすることはできません。
転職という方法を通して、日本中の先生方の自殺や精神疾患をなくすことが目標です。
本来の「自分らしさ」を取り戻して、自分らしい毎日を送っていただきたいのです。
そのために必要な気持ちの切り替え方と手立てをお伝えしていきます。
※ご相談はお気軽にこちらまで！
初回のご相談に限り無料で「適職発見ワーク」をご提供しています。
向いている仕事、向いていない仕事を見分けるためのワークです！
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私は教師の転職コンサルタントです。
21年間の教職経験を持ち、キャリアカウンセラーとして先生方の悩みを解消しています。
「転職できればいい」ということではなく、自分の能力を活かせる天職・適職を手に入れましょう。
準備から実際の行動方法まで、私がその流れをサポートいたします。
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